出過ぎた杭は打たれない

ここは途中だ 旅の何処かだ

冷然とした東大理系卒の雑記帳

国家総合職試験政策論文で10点満点中、9点が取れた理由を考えてみる。

 毎年春に行われる国家総合職試験の2次試験には政策論文と呼ばれる科目がある。受験区分に関係なく、同じ問題が出題される。その試験で、初受験ながら10点満点中、9点が取れた。

 

答案を書く上で、意識したこと

 小論文の対策は特にしなかった(過去問に目を通すことや、実際に書く練習は一度もしなかった)が、自分なりに以下のスタンスで解くように決めていた。

  1. まずは現代文あるいは英語の試験として読む。各資料に書かれた情報を過不足無いように気を付けて分量を圧縮して答案にまとめる。
  2. 政策論文という科目なので、各資料をまとめた後は行政に関連した話題に触れる。
  3. 資料に書かれた議論で粗いところが有ればそれを指摘する(割と大事???)。

 

答案の書き方

 実際に自分の答案の骨格は以下の通りに書いた。

  1. まず、概要説明を書く。例:1番目の資料には〜について書かれていて、2番目の資料には〜について書かれていて、3番目の資料には〜について書かれていて…
  2. 1番目の資料のまとめ→政策や行政問題に関する具体例
  3. 2番目の資料のまとめ→政策や行政問題に関する具体例
  4. 3番目の資料のまとめ→政策や行政問題に関する具体例
  5. まとめ(字数が余っているなら書く)

 

参考書、参考サイト

 ほとんど対策はしていないと言ったものの、以下の参考書、参考サイトには目を通していた。最新版を購入すると良い。