ソニーのEV試作車VISION-S 01とVISION-S 02(日本初公開)を見てきた。
ソニーのEV試作車VISION-S 01とVISION-S 02(日本初公開)を見てきた。
VISION-Sについてはこちら。
実物の写真
内装
今回は二子玉川の駅前という、誰でも立ち寄れるスペースで展示することで、より一般の方の反応を見るのが狙いだろう。実際に担当者と直接お話しすることも出来た。
私の期待
まだ可能性は未知数だが、ソニーには今後モビリティ分野で化けてほしいと期待している。運転の安全確保に用いる世界屈指のイメージングやセンシング技術(CMOSセンサー)、車内の密閉空間を活用した360度オーディオ、さらにはPlayStationも搭載しよう、みたいな広範な技術や遊び心はトヨタやテスラとは違う強みだと思う。
特に過疎地域とVISION-Sとの相性は良いのではないかと感じている。過疎地域において自動車は生活に不可欠であり車内の密閉空間にいる時間が長い。そして生活圏には娯楽施設が少ない。映画館など数少ない娯楽施設に関しても、パチンコ屋へ置き換わる光景を見かける。過疎地域における娯楽の穴をVISION-Sが埋めていくことが出来るのではないか。
VISION-Sを仮に販売するとしたら、対象は富裕層になると思われる。しかし、今後カーシェア文化が浸透すればVISION-Sは身近なファーストクラスとなり得る可能性を秘め、その潜在的需要も高いと考えている。カーシェアの決済にはソニーのFelicaを使い、配車にはS.RIDEを使うなど想像が膨らむ。